『Cock』 @ Royal Court Theatre (13Nov - 19Dec 2009) ①

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昨日のベン新作情報で、何やらベン君はUSのテレビ界へしばらくお出ましになる模様…。舞台にはいつ戻ることになるのかしら…。

意味深なタイトルの芝居『Cock』は、昨年11月13日から12月19日までロンドンのRoyal Court Theatre上階の小劇場Jerwood Upstairsで上演されたコメディ。一階にある大劇場とは別に、ここは通常、実験的とも言える芝居を上演しており、今回の芝居では、円形ひな段状の客席にぐるりと囲まれた、直径約8メートル位の円形中央スペースで役者たちは所狭しと右往左往に動きまわり、小道具・大道具セットなども全くなし。ただそこに存在するのは4人の役者とセリフのみ。また、シーン変更の暗転などもなく、単純な電子音のみを合図に、役者は即座に場面を切り替える。役者としては、まるで逃げ場の無いシンプルそのものの舞台づくりで、ベン君はずっと出ずっぱり。3段あるひな段の一番下に座れば、目の前80cm前にベンが立ちはだかることもあり、もう触ったり突付いたりできる状態…誰もしませんけどね(笑)。しかも、彼が出てない場面でさえ、ベン君は客席の切れ目の階段で顔を伏せて座って待機…時には鼻をかんだり(笑)…してたりするので、上演時間1時間半程、ベンの一部始終が観察できた!と、同時に、他3人の役者との絡みあいもテンポ良く迫力充分!

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ベン扮するJohnはボーイフレンドM(Andrew Scott)と7年一緒に暮らしているが、ある時W(Katherine Parkinson)と出会い、初めて女性と恋に堕ちるという感覚を知る。彼の気持ちは動揺するばかりで、思い切って『同時進行で関係を続けてはダメ?』とMに切り出すが答えはノー。そんな三角関係にMの父親F(Paul Jesson)も口をだし始め事態は混乱していく…。

150.jpg 何を喋ってもコイツばかだな…っていうアホ丸出し、でもどこかチャーミングなJohnの存在を中心として、前半から疾走するかののごとく登場人物のセリフの応酬が見もの。脚本はMark Bartlettという29歳の若手脚本家によるもので、彼はたったの9日間でこの脚本を仕上げたとのことで、その勢いがセリフに出てきた気がする。役者たちもそれぞれ実力派揃いで、特にW役のKatherine Parkinsonは、私が好きだったコメディドラマ『IT Crowd』に出演していて、地味ながらもかわいい色気を感じさせるセリフ回しが印象的な女優さん。そんな彼女扮するWとベン扮するJohnのS☆Xシーンは一つの見せ場だったと思う。二人は抱きあい、額をくっつけながら、ちょっとしたジェスチャーと声のみの演出でセクシーなシーンが展開される。それ風なセットや演技を施したラブシーンより、すごく想像力が刺激されて、かつ洗練されていてユニークな見せ方だったと思う。

なんだかそのシーン思い出して興奮してきたっ(* ̄ー ̄*)。  つづく!

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