ベン・ウィショー 『The Seagull (かもめ)』 by Chekhov

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2006年夏にベンが出演した舞台、ちょっとユニークなバージョンのチェーホフの『かもめ』(@National Theatre)。ベンの2008年主演の舞台『...some trace of her』の監督でもあるKatie Mitchellが手がけたのだから、正統派な演出であるはずがない…というのは想像できる(笑)。写真でもこんなに素敵なのだから、実際の舞台はさぞかし魅力的だっただろうなあ。見たかったな。

ベンの役はもちろん!愛と自分の才能に苦悩するコンスタンティン(コスチャ)。彼の母親であり女優のアルカージナ役にはベテランのJulia Stevensson、ニーナ役にはベンと何かと共演が多いHattie Morahan。

モジモジ生き生きと舞台への意気込みを語るベン君↓



《要約》
ベン・ウィショーです。2年前にハムレットを演じましたが、今回のコンスタンティンという役はハムレットに似ていて『ハムレット パート2』みたいな感じで、二つの役を行き来してるような変な気分です。2003年にケイティーが手がけた『三人姉妹』(@National Theatre) を見て『こんなの観たこと無い!』と、すごい衝撃を受けました。その後すぐにケイティーにファンレターを書いて、一緒に仕事をさせてくださいって頼みこんで…今回、夢が実現したんです。
今回の『かもめ』はMartin Crimpによる新しい解釈の脚本で、台詞はオリジナルよりもシンプルで、今の時代に即したわかりやすい設定になっています。そしてKatieが創造するモダンな演出とともに、全体が醸し出す雰囲気が面白くて、ダンスシーンあり、音作りにも試行が凝らされています。チェーホフの芝居にしてはすごく自由な表現がなされていて魅力的です。そして、広いステージという空間をキャラクターたちが舞い踊っているような感じもあります。驚くと同時にファニーで感動的で奇妙で…そして、Julia Stevensonをはじめとするキャストも豪華ですし、ぜひ観にきてください。Check it out!


The Seagull

Comment

うららさん

そうですか、ケイティーの舞台作りに批判があったのですね。好き嫌いが分かれるところなのでしょうね。たしかにケイティーの舞台づくりというのは、彼女なりの原作に対して感じるエッセンスが一番大切で、そこから発展させていく彼女の創造のパワーがすごい気がするので、原作の持ち味のファンには、受け入れがたいものがあるのもわかる気がします。
『...Some Trace of Her』に関しては、私は原作の『白痴』を知らないで観たので、エンターテイメントとして、すっごく楽しめました。まあ、ベンが出てたから…っていうのも大きかったですけれど、それでなくてもKatie Mitchellの創造性には、ベンも言ってるみたいに『こんなの観たこと無い!』ってくらいに、すごく感銘を受けました。

うう~ぅ

観たかった!

『かもめ』は特に好きです ♪

ベンが言うまで、ハムレットとコンスタンティンが似ていると思っていませんでしたが、そう言われればそうです。

ケイティ・ミッチェルはかなり現代的な味付けにしてしまい、批評家から "rubbish(ごみ)"とぼろくそに言われたようなことも読みました。やはり、ロシアのあの頃の混沌とした社会情勢や没落貴族の哀しみみたいのは現代的にした段階で削りおちてしまう気はします。(それに学んで次の 『 Some Trace of Her 』 は服装など当時の雰囲気をぎりぎり残す演出になったようですね)

でもケイティの演出は興味深いし、ベンも感動しているのなら、どのような仕上がりになっていたのかとても観たかった。ベンは出ていなくても『三人姉妹』も観たかった。

やはりこの写真(下)からも、ライティングやセットが魅力的そう!!

ベンのインタビュー動画はどれも lovely ですが、この動画のベンはとくにはにかみぶりがスーパーかわいい ☆☆☆ Check it out ♪

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